ステアリングホイール等のVR抵抗器やバッテリー電圧の読み取り値を較正します。
一度設定すれば滅多に狂うものではありませんが、モデルの新規登録など、サブトリムやエンドポイント調整を行う前、または半年に1度程度実施することをお勧めします。
起動方法 †
- 電源投入後の画面において、ステアリングホイールを右に切った状態で【ENTER-L】
- ファームウェア導入後の初回起動時は自動的にキャリブレーション画面が立ち上がります
起動中はキャラクタ画面に[CAL]が表示されます。
図2.1.0 キャリブレーション起動画面
画面表示 †
キャリブレーションモードが起動すると図2.1.1の画面となり、7セグにセンサー番号が、キャラクタ画面にセンサー読み取り値が表示されます。また、キャリブレーションを実施していない項目に対応するシンボルやメニューアイテムが点滅します。
なお、キャリブレーションを実施せずに終了した項目は、前回キャリブレーションの値が保持されます。
図2.1.1 キャリブレーション画面
表2.1.1キャリブレーション項目
表示 | | 項目 |
7セグ | メニューアイテム/シンボル | | センサーポジション | センサー |
[1] | [MODEL] | | 左端 | ステアリングホイール |
[NAME] | | 中央 |
[REV] | | 右端 |
[2] | [TRIM] | | 左端 | スロットルトリガー |
[D/R] | | 中央 |
[EXP] | | 右端 |
[3] | [<─] | | 左端 | CH3※ |
[─>] | | 右端 |
[4] | - | | - | バッテリー電圧 |
ステアリングホイールキャリブレーション †
ステアリングホイールのキャリブレーションを行います。
ジョグダイヤルを回して、7セグに[1]を表示させてください
左端:
ホイールを左いっぱいに回し、キャラクタ表示の値が安定するのを確認して【ENTER】ボタンを押します。[MODEL]が消灯して、左端のキャリブレーションが完了します。
中央:
ホイールから手を離し、キャラクタ表示の値が安定するのを確認して【ENTER】ボタンを押します。[NAME]が消灯して、中央のキャリブレーションが完了します。
右端:
ホイールを右いっぱいに回し、キャラクタ表示の値が安定するのを確認して【ENTER】ボタンを押します。[REV]が消灯して、左端のキャリブレーションが完了します。
- 各ポジションは自動で判別されるため、キャリブレーションの順序は問いません
- キャリブレーション実施済みであっても、再度【ENTER】ボタンを押すことで値は更新されます
スロットルトリガーキャリブレーション †
CH3センサーキャリブレーション †
バッテリー電圧キャリブレーション †